鹿児島県 南大隅町 国民健康保険 生き活きサロン根占館 忍者ブログ
南大隅町国民健康保険では、サロン事業を含め、健康づくり事業への取り組みを行っております。 制度周知と併せて、町民が元気で長生きできる町づくりのため取り組みしている事業のご案内と広報活動をさせて頂きます。
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2024/05/17 (Fri)
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2008/07/30 (Wed)
8cbdffdd.jpeg7月29日(火)、恒例となっておりますうからご膳が開催されました。
今回のご膳は『七夕』と題し、季節感にあふれるものとなりました。
会場も七夕飾りで装飾され、笹の緑や色紙で綴られた飾りが、酷暑の中ご参加くださった方々の心を涼やかにしてくれました。

今回のお品書きは以下の通りでした
  ☆山桃の食前シロップ   ☆うめんこめし
  ☆よせもの三品       ☆岬ところてんの和えもん
  ☆夏もの揚げ        ☆だごんすい
  ☆山桃入りゼリー

  まず、『食前シロップ』は、赤紫が鮮やかな山桃のシロップを山桃の実と一緒に・・・ほどよい酸味でした。
  『うめんこめし』は、自家製の梅干しを細かく刻んで、炊きたてのご飯に混ぜたものでした。こちらの酸味もほどよく、また、クエン酸の働きで夏バテ気味の身体を癒してくれるものでした。
  『よせもの三品』は、「里芋の田楽」「ゴーヤの蒲焼き」「きびなごの生姜煮」の三品が、品良く一つの皿に盛り合わせてありました。どれも、甘辛く味付けされて、食欲をそそるものでした。ゴーヤの蒲焼きは、苦みが苦手な方でも美味しく召し上がれそうでしたよ。
 『岬ところてんの和えもん』は、今回のお品書きの中で、一番手間暇がかかったのではないかと思います。地元・南大隅町の佐多で取れたテングサを使用して、まずはところてんを作り、スベリヒユという野草を湯通ししたものや地元の落花生を丁寧に炒ったものなどと一緒に白和えにしてありました。
 『夏もの揚げ』は、なす・かぼちゃ・へちま・野ユリの花の天ぷらと、魚のすり身を大葉に乗せて揚げたものでした。野ユリの花は、鮮やかなオレンジ色。衣がさくさくとして、抵抗なく美味しく食べられましたよ。
 『だごんすい』とは、団子汁のこと。でも、普通の団子汁ではありません。さつまいものデンプンを練ったものが団子になっていました。昔はよく召し上がっていたそうですよ。葛のように透明感があって、見た目も涼やか・・・それに、青物の魚のすり身を団子にしたものも入っていました。サイコロ状の冬瓜も見た目だけでなく、身体の熱も冷ましてくれました。そして、山手に自生するツユクサの葉を湯通ししたものが飾ってありました。上品なお出汁で、美味しかったですよ。
 『山桃のゼリー』は、透明なゼリーの真ん中に色鮮やかな山桃の実が入っていました。見た目も涼しくてキレイで、ご膳の締めを飾ってくれました。

 今回は身近で目にする食材が多かったように感じます。それを創意工夫し、清涼感を味わいながら疲労回復を図ってくれるものでした。うからご膳スタッフの愛情が感じられました。
  
 大変暑い中、ご膳に足を運んで頂いた方々にも、改めて感謝申し上げます。
次回は、どんなご膳になるのでしょうね~。皆様のご参加を心待ちにしております。
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