鹿児島県 南大隅町 国民健康保険 生き活きサロン根占館 忍者ブログ
南大隅町国民健康保険では、サロン事業を含め、健康づくり事業への取り組みを行っております。 制度周知と併せて、町民が元気で長生きできる町づくりのため取り組みしている事業のご案内と広報活動をさせて頂きます。
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2024/11/22 (Fri)
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2009/01/29 (Thu)
ac679a0b.jpeg1月29日(木) 恒例となっておりますうからご膳が開かれました。今回は、『正月(しょがっじ)』と題して、郷土のお正月を祝う献立が組まれ、うからご膳スタッフが腕を振るいました。

今回のおしながきは以下の通りでした。

   ・カリンの食前シロップ    ・祝(ゆえん)めし
   ・吸(す)もん          ・揚げもん
   ・ででなます          ・おしようけ
   ・よせもん            ・あわんなっと
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 『カリンの食前シロップ』・・・喉の痛みなどに効能があるカリンを漬けて、シロップにしていました。
 ・『祝めし』・・・金時豆を甘く煮て、もち米と一緒にせいろで蒸したおこわでした。白い米と金時豆の色が紅白のようでもあり、お正月らしいご飯でした。
 ・『吸もん』・・・こちらの地方では、お正月によく召し上がるお吸い物をうからご膳らしくアレンジしてありました。山ミツバや野草のギシギシの新芽などが入っていて、具だくさんのお吸い物でした。
 ・『揚げもん』・・・今回の野揚げは、菜の花、椿の花、野カンゾウの新芽、れんげの若葉、人参の葉と小エビのかき揚げでした。椿は色鮮やか、菜の花も春らしい黄色で、皿の上を飾ってくれました。春がすぐそこまで来ていることを実感しました。
 ・『ででなます』・・・「でで」とは、柑橘類のだいだいのことです。中でも地元特産の辺塚だいだいを絞って、酢と一緒に酸味に使ってありました。大根と柿の色のコントラストも紅白に見えて、これもまためでたい料理でした。
 ・『おしようけ』・・・大根や人参、冬に採れる筍の寒竹などの煮物と、魚のすり身から作った、「かまぼこ」「こがやき」「さつまあげ」が一つのお皿に盛ってある大変豪華な料理でした。
 ・『よせもん』・・・栗の渋皮煮と風邪予防に大変効能のあるキンカンの甘露煮がデザートとして出されました。女性のお客さんが多かったので、小さなお口でも食べやすそうでした。
 ・『あわんなっと』・・・穀物の粟を黒砂糖と一緒に炊いたおしるこのような鹿児島の郷土料理です。今回は、生姜を利かせてあり、甘いだけでなく、喉にもやさしい〆の料理となりました。

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ご膳に足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。小さなお子さんから最高齢はなんと95歳の女性。食事のあと、皆さんに詩吟を披露してくださいました。高い声、その声量には皆さん驚きでした。ありがとうございました。


梅が咲き、桜の花芽も吹き出してきました。南大隅町の春は、もうすぐです。
それまで、体調に留意してくださいね。

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