鹿児島県 南大隅町 国民健康保険 生き活きサロン根占館 忍者ブログ
南大隅町国民健康保険では、サロン事業を含め、健康づくり事業への取り組みを行っております。 制度周知と併せて、町民が元気で長生きできる町づくりのため取り組みしている事業のご案内と広報活動をさせて頂きます。
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2024/05/17 (Fri)
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2008/09/30 (Tue)
74220f52.jpeg9月26日(金)、恒例となっております『うからご膳』が開催されました。

足元が悪い中ではありましたが、30名の方たちが足を運んでくださいました。

当初、『月見』というタイトルの予定でしたが、ご膳スタッフの話し合いにより、『ながつき』と変え、秋本番を迎えたことを感じさせる献立となりました。

           今回のお品書きは以下の通りでした。
             ・しそシロップ     ・こがねめし
             ・さつまきんぴら   ・つがのえびあんかけ
             ・道草揚げ       ・へい魚のくろざと煮
             ・月見だご 

『しそシロップ』・・・赤シソを煮詰め、その独特な鮮やかな色を引き出したシロップでした。
『こがねめし』・・・地元で収穫された新米に粟(あわ)を混ぜ、さらに拾いたての栗を入れて炊きあげたものでした。真っ白な新米が、粟の黄色、栗の黄色を引き立てて、こがね(黄金)めしという名前そのものでした。
『さつまきんぴら』・・・普段なら食べることなどない、さつまいものツルをきんぴらごぼうのように甘辛く煮付けたものでした。さつまいものツルは多の緑黄色野菜に劣らぬ栄養価の持ち主です!炒めることで、その栄養価をさらに引き出してありました。クセやアクは全く感じませんでした。
『つがのえびあんかけ』・・・”つが”って何だと思いますか?鹿児島弁で冬瓜のことです。透き通るように茹でた冬瓜に、干しエビで出汁をとったあんをかけてありました。
『道草揚げ』・・・今回は、くずの花、しその穂、みょうが、緑竹、バジルを天ぷらにしてありました。特に、かき揚げにしてあったくずの花の紫がとてもキレイでした。くずの花は、二日酔いの予防や緩和に効果があるとか・・・
『へい魚のくろざと煮』・・・「へい魚(うお)」とは、今が旬のバショウカジキのことです。その身は、お刺身として大変美味しいのですが、今回は、アラの部分を使い、といもがら(ハスイモの茎)や干し大根と一緒に、味噌で煮込んでありました。さらには、コンニャク芋から作った手作りのこんにゃくも入れてありました。煮込む際に、黒砂糖をたっぷりと入れて、甘さだけでなくコクのある味付けにしてありました。
 ★手作りこんにゃくが、たくさん出来て、くろざと煮では使い切れず、急遽、この手作りこんにゃくにふき味噌をかけた小鉢が用意されました。こんにゃくの味がよくわかり、とても好評でしたよ。
『月見だご』・・・もち米の粉から練って作った白玉に、2色のさつまいもの餡とゴマを乗せた色鮮やかな3色の月見団子でした。さつまいもの持つ甘みを生かし、手作り感を感じるものでした。


今回のご膳は、実りの秋を十分に感じるご膳となりました。栗やさつまいもに代表される秋の食材をふんだんに使った料理で、参加された皆さんの心もお腹も満足させてくれました。
次回は、晩秋の11月の予定です。どんなご膳になるでしょうね。今からとても楽しみです。

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